親戚が営むリンゴ農園
北島の親戚が長野でリンゴ農園を営んでいます。
先代が開いて、二代目となられ、諏訪湖から流れ出る天竜川の水が山を削り溶かすように流れ、そこに東西を山挟まれた盆地とも扇状地とも言える広大な場所に、限りなくリンゴの樹が並んでいます。
次女の授業参観の帰り道
次女がご厄介になっている岐阜県の寮生高校の文化祭にお邪魔した帰路に、中央道の途中にあるため、挨拶に寄らせてもらいました。
リンゴの樹
リンゴの樹は、高さは3メートルくらいまでで、水平に伸びるよう育てているそうです。
リンゴの実の育成は、5月の初旬に咲く花の間引き取りから、11月の収穫まで続きます。
収穫時期のりんごの樹
挨拶に伺った11月は、丹精込めて育てられたリンゴの実がたわわに実った時期でした。
台風や悪天候の影響のない年のリンゴの実は、樹の枝を折ってしまうのではないかと思わせるほどたわわに実っていました。
家族はすぐ様 園に入り、その場でリンゴをもぎり 口に頬張っていました。なんと贅沢ないただき方でしょう。
大地の栄養とお日様の光で毎年実がなる自然の力に驚かされます。
もちろん 大変な労力を掛ける栽培の上に実るわけです。
1年に何度も実らず必ず一度実るという不思議。春に花が咲き 秋に実のなる繰り返される法則。
自らの力だけではなく陽の光と 漂う空気と 天から降る雨水 どれが欠けても実が成らないバランス、それらに触れると 私達はその中でとてつもない力によって生かされていることを感じます。
建築家の日記
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