家注文住宅戸建て建物の屋上屋根に太陽光発電パネル

太陽光発電の検討

お住まいの屋根や建物の屋上に 太陽光発電を導入されたい場合には、2つの視点で内容を検討して、問題なく解決出来れば導入をお勧めしています。

  • 発電した電気の使い途が明確にある
  • 費用対効果が高い

発電した電気の使い途

当然のことですが、太陽が上がっている日中しか発電はしません。そのため日中、発電した電気を、直ぐに使える状況、すなわち、

  • 日中 太陽光パネルのある家に居る
  • 日中 太陽光パネルのある仕事場に居る

という場合であれば、発電は有効です。沢山の電気を消費する冷暖房の電源に使用できるからです。

しかし、日中は常に外出出勤し、陽が落ちてから帰宅して電気の利用が始まるとなると、発電した電気を蓄電しておかなければ、帰宅後の夜間、電気を利用出来ません。

蓄電池の性能は、もう少し向上するまで待った方が良いと思われる状況です。

停電時の発電を考えて導入をお考えならば、停電時は他の方法による発電機 (小型発電機や東京ガスのエネファーム等) を費用と効果で検討されることも良いかもしれません。

 ▶︎ 関連記事 →「効率の良い太陽光発電屋根−横浜の兄弟の2連住宅」

費用対効果

これは発電量による光熱費の換算と初期投資工事費の算定で、比較検討はすぐ出来ます。

上記の二つの視点 (電気の使い途がある・費用対効果の高さ) で検討した場合、双方とも良好な結果であれば導入をお勧めしています。

なお、我々設計事務所が太陽光発電に対して出来る努力は、南面に向けた出来る限り広い勾配屋根面を設けることです。

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