マンションリフォームで建材のアレルギーを工事前に直接実体験して判別

マンションに住まうご家族が年月を経ると、他の地で暮らし始めたり、家族構成が変わったりと、模様替えや設備の取り替え更新も含めて改修リフォームをすることになりました。

ご家族には建材などに含まれる薬品剤料を受け付けないアレルギー体質の方がおられました。

工事着手前に実物で試験

実際に工事を始める前に、工務店様にご協力いただいて、

  • 使用する材料
  • 使用する接着剤
  • 使用する塗料

を集めていただき、材料に接触していただいて、反応してしまう材料を特定していただきました。

ちなみに・・・工事を行う工務店様には、複数の工務店様に工事金額の見積りを依頼する際に、工事着手前にアレルギー反応を起こしてしまう材料の検出と、工事材料についてアレルギー反応が無いように慎重に工事を進める必要があることを説明しておりました。

現場で使用する接着剤

お身体が反応して、体調を崩してしまいそうなものが、接着剤に一つだけ見つかりました。

床下などに埋設する給水排水配管を連結する際に使用する接着剤で、すぐに他の代替え剤を用意していただき、お身体に支障がないか確かめていただきました。

結果、工事を進めてもお身体に反応が出ることはありませんでした。

工場製作メーカー製品 と 家庭用電気器具製品

工事も終盤に差し掛かった時点で、工場で製作されたメーカー製品が納入された際、お身体に異変が起こることがわかりました。

また販売されている家庭用電気器具製品にも、使用されていることがわかりました。

対処方法

具体的には、キッチン台と冷蔵庫で、双方ともに取り替えることはできないために、含まれている材料を空気に晒して枯らして、反応剤を抜かす方法を取ることにされました。

電源を入れずに、台や器具の扉を開放して、扇風機を回して当てて、脱臭剤や炭を置き、換気をして排気を行いました。

多少の時間は掛かりましたが、徐々に反応が薄れ、近寄ってもお身体に反応が無いまでに枯らせることができました。

メーカー製品や家電製品は、実物をショウルームや店舗で触れる際は、既に完成から時間が経っていて、問題となる材料も揮発されていて問題がわからないのですが、工場で製作された直ぐの製品には問題があることがあるので、十分な枯らし期間を工場か現場で確保することが大事なこととわかりました。

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